気持ちの良い疾走感と胸キュンな歌詞、そしてキャッチーなメロディー。しかもこの曲はテレビCMで使われていた。これは大ヒットしないわけがない!わけがないのだが…


▲これがそのCM。志田未来さんがかわいい。しかし、内容と音楽があってない気がする…

なぜこれが今一つヒットしなかったか不思議でしかたない。どうなってるんだ⁉

このtriplaneというバンドはMr.Childrenに似ているとよく言われる。確かにボーカルの江端兵衛さんもミスチルをリスペクトしていると言っているし、影響がもろに感じられる曲も多い。
triplaneのほかにも世の中にはミスチルに似たバンドが沢山ある。それらはどうしてもミスチルと比べられてしまう。ミスチルと比べられて「こっちの方がイイよね」と言ってもらうのは至難の業だろう。もしも同じくらい良くても二番煎じと思われて"ホンモノ"の方がいいやってことになる。

確かに誰かに似せようとして作られた歌はつまらないことが多い。しかし自然に似てきたものは話が別である。triplaneは後者じゃないかと思うのだ。リスペクトしてよく聴いていたものの影響が出るのは自然なことだろう。それにこの「蕾」という曲あたりからtriplaneらしさみたいなものが出てきているような気がするのだ。

何かに似ていようがいまいが良いものは良いのである。ぜひ色眼鏡で見ず、triplaneをもっと評価して欲しいのである。

triplane / 蕾 コード譜