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ブルース・ブイエというギタリストをご存じだろうか?
「光速ギタリスト」の異名を持つポール・ギルバートがかつて在籍した伝説のバンドRacer Xでポールと共に超高速ギターを披露していたギタリストだ。


▲グリーンのギターを弾くのがブルース・ブイエだ。ポールにも引けを取らない腕前である。

 しかしRacer X再結成の時、彼の姿はなかった。実はブルースは腱鞘炎のため二度とギターは弾けないと言われていたのだ。

 腱鞘炎は非常に厄介である。一度なってしまうと完治するのは非常に難しく、多くのギタリストがギタリスト生命を絶たれてきた。すべてのギタリストは十分注意して腱鞘炎を予防すべきである。


腱鞘炎の原因と対策

①練習のやり過ぎ
 疲れが溜まった状態で練習を続けると腱鞘炎になりやすい。指、手首などに疲れを感じたら思い切って休みを取ることが大切です。

②フォームに無理がある
 手首が突っ張った姿勢や力んだ姿勢は腱鞘炎の原因に。特に低すぎる位置にギターをかまえていると手首にかなり負担がかかります。座ってひざにギターをのせた位置が適切な高さです。立った時にも同じになるようにストラップを調整しましょう。

③力が入り過ぎている
 
必要以上に力が入り過ぎていると腱鞘炎になりやすいです。リラックスを心がけましょう。

④ストレッチをしてない

 スポーツの前にストレッチをすると怪我の予防になるように、ギターを弾く前にもストレッチをすると腱鞘炎の予防になります。指と手首のストレッチをしましょう。


ストレッチのやり方
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 手のひらを前に突き出し4本の指を自分の方へゆっくりと引っ張ります。力一杯引っ張ったり勢いよく引っ張るとかえって筋を痛めてしまいます。気持ち良く感じる程度にしておきましょう。指や手首がじわーっとあったまってきたらOKです。

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 今度は手をグーにして指を一本ずつ自分の方にゆっくり引っ張ろう。この時他の指は手のひらから離れないように。無理せずゆっくり、気持ちよく感じる程度ひっぱること。

 ギターを弾く前にストレッチを習慣づけましょう。

万が一痛みが走ったら
 すぐに練習をやめ、痛みを感じる動作をしないようにしましょう。しばらくしても痛みが治まらない時は必ず専門医を受診してください。

 万が一腱鞘炎などの病と診断されても絶望してはいけない。冒頭に紹介したブルース・ブイエは腱鞘炎という病の淵から見事生還したのだ。希望を捨ててはいけないのだ。




まとめ
 腱鞘炎はギタリスト生命を脅かす大敵。
 一番大事なのは予防。
 痛くなったらすぐ練習を休む。それでも治まらなければ専門医を受診しましょう。