Ken's Guitar Labo

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カテゴリ: 名曲&名盤紹介


 テスラというバンドをご存じだろうか?80年代のLAメタルムーブメントの時に登場したバンドなのだがLAメタル臭さはあまり感じない。今聞いても「過去の産物」という感じはなく普通に聴けるのはクオリティの高さのゆえか?

 キーボード無しでツインギターという構成でギターファンには見どころが多いバンドである。本作のギターソロは二人のギタリストが交互にスピーディーなメロディを展開し、ギターファンにはたまらない。こういう曲を聴くと本当にツインギターのバンドをうらやましく思う。

 ちなみにテスラは一度解散しているのだが2000年に再結成を果たしている。ぜひまたこういうスリリングな展開の曲を書いてもらいたいものである。






 このスピカというバンド、結成はロサンゼルスの音楽専門学校でだというのだがアメリカンな感じは全然しない。それもそのはずで「アメリカに留学したことによって、改めて日本語の繊細さ、日本人が持つ繊細なメロディ感に心を奪われ」たのだという。

 確かにこの「線香花火」を聴いていると日本の夏の夕暮れ時の匂いがしてくる。夏の思い出があれこれと思いだされる。そして夏は毎年やってくるけど今年の夏のこの瞬間は今だけなんだな、というセンチメンタルな気持ちになってくる。間違いなく素晴らしい曲だと思う。

 しかしながらこの曲、残念ながらセールス的にはパッとせず、バンド自体の知名度も低い。なぜだ!?なぜなんだ!?こんな良い曲なのに!

 スピカは2011年2月25日、無期限の活動休止をしてしまった。ただ、ボーカルの中嶋康孝が本格的にソロ活動している。そちらの方のアルバムにもこの「線香花火」はバージョン違いで収録されている。中嶋氏にとってもこの曲はお気に入りなのであろう。

 日本の夏にピッタリな「線香花火」みなさんもぜひ!


 「こんなギター聴いたことがない!」
 Suedeのファーストアルバム「
Suede」を聴いた時、大きな衝撃を受けた。伴奏であるはずのギターがボーカルと共に歌いまくっており、時にはボーカルをしのぐほどの輝きを放っているのである。しかもボーカルとギターは別々のメロディーを奏でながらもお互いに絡みつき美しい曲を作り上げているのである。ギブソンES-355から放たれる甘いサウンドと相まって非常に艶っぽく妖しい魅力を放っている。

 この魅力的なギターを聴かせてくれた
ギタリスト、バーナード・バトラーはSuedeの2ndアルバム完成間近に脱退してしまう。その後もユニット、ソロ活動、さらにSuedeのボーカル、ブレット・アンダーソンと結成した新バンドThe Tearsなどで素晴らしい曲とギターを聴かせてくれた。だがギターの艶っぽさという点においてはSuedeのファーストアルバムが最高だったのではないかと思う。その中でも1曲目の「so young」のインパクトは凄かった。そして今あらためて聞いても輝きは失われていない。

 現在
バーナード・バトラーはプロデュース業で成功し、それに専念するとしてギタリストとしては活動していない。本当に冗談はよしてくれと言いたい。彼が弾かなかったら誰があのギタープレイを聴かせてくれるというのだ。ぜひギタリストとしての彼をまた見たいものである。

so young  tab譜


「バンドを組んだら自動的にCDが出るものだと思ってた」
 サニーデイサービスのVo/G、曽我部恵一はそう語った。普通の人ならばプロデビューしてCDを出せるようになるにはどうしたらよいかと色々と考えそうなものであるが、彼の頭の中では面倒な部分は全部はしょられていたのである。やはり天才というのはぶっ飛んでいるのである。

 しかしサニーデイサービスの曲を実際に聴いてみると「こりゃあ
自動的にCDが出ちゃうかもね」と妙に納得してしまう。この非凡な才能を世の中が放っとくはずがないからである。

 「忘れてしまおう」は3rdアルバム「愛と笑いの夜」のオープニングナンバーである。この頃の
曽我部恵一の創作意欲はすさまじく、アルバム収録曲10曲をわずか1週間で書き上げたという。(!)

 ちょうどこの頃、曽我部氏は付き合っていた彼女と別れたそうで、このアルバム全体に影響を与えている。特にこの
「忘れてしまおう」はシリアスで重たい緊張感に包まれており、歌詞も失恋した男が忘れてしまおうと誓う内容である。非常に文学的でありながら"伝わる”歌詞であり、一度でも失恋したことがある者ならグッとくるはずである。シンプルながら歌詞の世界観を見事に表現した演奏も素晴らしい。
 
 この3rdアルバムは他の曲も全てが素晴らしい名盤であった。しかしこのわずか半年ほど後にはあの4thアルバム「サニーデイサービス」をリリースしているのである。音楽史に残る名盤2枚を短期間に生み出したのだ。やはりまぎれもなく天才なのである。


 ちなみにこの曲はカポタストさえ持っていればバレーコード無しで弾き語りできる。ぜひ弾いてみてもらいたい

忘れてしまおう/サニーデイサービス コード譜
 


「世界で最高のバンド」ーカート・コバーン(ニルバーナ)
「世界で二番目に最高なバンド」ーリアム・ギャラガー(オアシス)

 このように大物2人に絶賛されたバンドをご存じだろうか?
(ちなみにリアムが世界で一番目に最高なバンドに選んだのは自身のバンド、オアシスであった)そう、そのバンドこそがTeenage Fanclubである。

 Teenage Fanclubが結成されてからおよそ30年、その間には様々な音楽が流行しました。しかしこのバンドは流行には目もくれず良質なギターポップだけを書き続けてきたのです。この「Radio」という曲も彼らの音楽の魅力を凝縮したような曲です。激しいギターのディストーションサウンドと組み合わせられる温かな歌のメロディーと美しいコーラスは彼らならではでしょう。

 活動期間30年と十分ベテランのバンドなのですがプロフェッショナルっぽくはなく、普通のオジサンたちが集まってやっている感じが逆に良いなと感じます。ポーズを付けずに出てきた音楽を素直にやるというのは意外に難しいことです。しかしそれをやってきたのがTeenage Fanclubなのです。彼らにはぜひこれからもこのスタンスでやっていってもらいたいですね。

Radio / Teenage Fanclub コード譜

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